2009年4月17日金曜日

パソコンを新調したら、まずGoogle!

さて、久々に真面目に書こう!ww

以前は、パソコン(PC,Mac等)を新しくすると、使えるようになるまでにしばらく時間が掛かっていた。僕の場合、恐らく1ヶ月くらいは、「思うようにならない」時間が流れたものだ。

まず、ネットの接続をし、メールアカウントを設定し、アドレス帳やカレンダーを前のPCからコンバート。必要に応じてアプリケーションやユーティリテイを新しく入れ直し、シリアルやパスワードの設定をし直す。
さらに、以前はシステムの安定化やバッチ処理の設定作業もあった。

こんないろいろな作業を経て、ようやく「新しくて速い環境」を自由に使えるようになったものだ。

ところが、最近は「Google」をはじめとした、様々なサービスを利用する事で、この移行作業が驚くほど、カンタンになってきた。


今回は「PCの移行」という側面から捉えているが、これは同時に「環境の共有」と言う事にも大きな影響力を持つ。つまり、いつでも何処でも、同じ環境で作業が出来る、と言う事。
これはまた別の機会に詳しく述べよう。


話しを広げるとややこしくなるので、PCを新しくした場合、初めてPC or MACを立ち上げると、まず「初期の設定」が表れる。これは、主にそのパソコンに名前を付ける作業とネットワークに接続する作業が主になる。これは相変わらず「超えねばならぬ作業」だ。
でも、最近はかなり簡素化されているので、15分もあれば終わる、はず…。ここでつっかえたら、迷わずパソコンのサポートセンターに電話しよう。

初期設定が終わった段階では、ほとんどのパソコンはインターネットに繋がっている事が多い。(勿論、インターネットの環境がある、というのが前提条件。今回は「移行」だから、当然あるはずだよね?)

後は、IEとかSafariとかのインターネット・ブラウザーを立ち上げる。

Gmailのアカウントをお持ちの方は、Googleにアクセスしてログインします。すると、普段使っているGmailの画面が。ラベルやフィルターも、当然ながらいつも通り使えます。
カレンダーやアドレス帳もそのまま利用出来ますので、わざわざ移し替える必要はありません。

他のメールアカウントをGmailからアクセスしている人も、当然そのまま使えるはずですので、メールアカウントをGmailにまとめておけば、この状態で全てのメールが確認できます。アーカイブもそのままですので、以前のメールも検索可能。

凄いですね。

この際だからもう一歩、Gmailの活用を進めてみましょう。

今まで作った書類を、Gmail経由で自分宛にメールします。

新規メールを開き、ある程度作業ごとにまとめたタイトルを付け(例えば「5/5イベント」とか)、その関連ファイルを添付し、内容物の情報をメールに書いて、「自分宛」に送ります。これを作業ごとに繰り返します。

当然、自分の受信フォルダにはそのメールが来ますので、新しいラベル、例えば「書類」「作業」などを作り、そのラベルを貼って保管します。


さて、何が起きたか、というと、会社に居ても自宅に居ても、これで何処からでもこれらのファイルが参照出来るようになった、と言う事です。これで、新しいパソコンでも古いパソコンでも、同じデータを共有できるようになりました。

会社によっては「情報漏洩」を恐れて、Gmail禁止だったり、データを送る事を禁止している場合もありますので、それはそこの指示に従って下さい。

こういうパソコンの使い方を「クラウド・コンピューティング」と呼びます。
クラウドとは「雲」の事で、必要なものは(自分で保管しなくても)ネット上に全てある、と言う事を表しております。


今回は、取り急ぎ「メール」「アドレス帳」「カレンダー」「データ」の移行について話しをしましたが、次回は「アプリケーション」の移行について考えてみたいと思います。

ではまた!

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