2009年4月1日水曜日

あなたはこんなに“デジタル”を使っている!

2011年7月に「地上波アナログ放送」が終了し、「地上波デジタル放送」に完全移行する、と言う話しは、かなり広まっているので、ご存じの方も多いと思います。

これには大きなメリットと小さなデメリットがあるのですが、一般に言われている「多チャンネル・高画質」に加え、「双方向性」や「高付加価値サービス化」など、様々なモノがありますね。「ワンセグ」と呼ばれる、携帯電話でのTV視聴なども、この一環です。

これにより、TVの未来は一気に拡大するわけですし、当初は買い換え需要等で景気浮揚の効果も狙え、正に“国策”として行うに相応しいプロジェクトと言えるでしょう。

「TVやアンテナを買い換えるのは難しい」と言われる方々にたいし、国では無償でアンテナやチューナーを提供する事も検討中と言う事で、その“本気”度合いも推して知れます。

実はこの変革、ちょっと前にも似たようなケースが日本で起こっていたのです。そう、携帯電話で、です。
最初の「携帯電話」は、いわゆる「車載電話」を肩掛け式にしバッテリーを付けたモノで、普通のショルダーバック程度の大きさでした。当然電波もアナログ式だったもので、移動する度に電波の強さが変わり、フェージングという症状を起こして、それは聞きにくかったもんです。

現在の携帯電話はデジタル化が終了しておりますので、高音質で安定した通話が可能になったばかりか、メールやインターネットの利用が可能になったり、先のワンセグで動画を只で見る事が出来るようになりました。これはもう“全く別物”とも言える「進化」だと思います。

また、同じ周波数帯を有効にデータが流せるので、利用できるユーザの数を飛躍的に増やす事が出来、規模の経済性で、携帯電話の利用料金が信じられないほど下がった事も、普及に拍車を掛けました。正に“デジタル様々”だったのです!


さて、TVや携帯電話での「デジタル化のメリット」はおわかりいただけたと思うのですが、他にもデジタルは、私たちの身の回りで、実に様々な形で働いております。

●クレジットカードの高機能化
●電子マネーやポイントカードによる決済
●Suica、PASMO等の電子乗車券?
●スーパー、コンビニのレジのバーコード
●自動車のカーナビ
●電話等の無人案内
●家庭電化製品の自動化
●各種試験や手続き、保険等の電子化=簡略化・低価格化
●医療システムの先鋭化
●各種研究開発の促進(ヒトゲノム解析等)


等々、枚挙のいとまがありません。

すごいよね…。

もっともっと、これら“デジタル”と上手に付き合っていくためのヒントを、ちょっとずつ紹介して行ければ、と思っておりますので、よろしくお願いしま〜す。

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